株式会社 象 地域設計
しょう
一級建築士事務所
1 維持管理と専門家
「外壁や屋根の修繕が必要ですよ、と飛び込みの営業マンが度々来るんですが本当に必要ですか?」という相談があとをたちません。施工業者、管理会社からの働きかけに、個人住宅・分譲マンションなどの住まい手は、判断にとまどうことが多いようです。私たちは住まい手の立場に立った専門家として、修繕・維持管理のアドバイスを行います。
3 将来計画を視野に入れた大規模修繕計画
修繕時には建物や住まい手の状況に即して、時代にあった住まいの質を確保していく視点が大切です。また同時に、より長期的な修繕サイクルを考えることで、効果的な建物の保全と改善に繋がります。
2 安全・快適に、長く住み続けるために
「長く住み続けられる安全で快適な住まい」とするためには、保守点検を行い、的確な時期に、必要な修繕・改修を、無駄な労力・費用をかけずに修繕を行うことが大切になります。また、生活環境の変化、技術革新に伴うグレードアップを検討していくことも、大切なことです。維持管理の主体者は住まい手です。そのため修繕方法・改善内容についても意見を酌み交わしながら、一緒になって考えていきます。
4 生活環境の保全について
維持・修繕工事は、居住者が日常生活を営みながらの工事になりますので、生活環境も保全することも同時に大切になります。各材料の選定にあたって、耐候性・耐汚染性を考慮するのみならず、施工環境(溶剤臭)なども大切になります。材料・こうほうの選定に際しても、居住者の立場に立った提案をしています。
マンションの
大規模修繕と建物改善のすすめ方
大規模修繕時には、単なる修繕だけでなく、時代によって変化する生活・環境・技術に対応する改善を検討していくことが大切です。
そのことが修繕積立金を有効に活用した効果的な建物の保全と改善に繋がります。
中・長期の修繕計画の作成
マンションを「長く住み続けられる安全で快適な住まい」とするためには、適切な修繕が必要です。
マンションは多くの方が所有する共同の建物であるため、こうした修繕や改修に対して日常的な合意をつくる努力が必要です。
そのためには現状を把握した上での中長期的な修繕計画が必要です。
コミュニティの熟成に向けて
大規模修繕を単に建物の修繕というハード面だけでとらえるのではなく、検討を通じてみなさんが建物への理解を深め、区分所有者同士が交流して新たな関係をつくっていける良い機会としてとらえ、コミュニティの熟成につなげることが大切です。
そこで、建物現況や問題点の発見、将来への構想を共有できる参加型の検討を行います。
専門家としてのサポート
マンションの修繕・改善を、区分所有者が主体的に行うために、専門技術者として、区分所有者・生活者の立場からサポートします。